今回は旧石器時代と新石器時代についての日本の歴史を紹介します。

人間の文化は長い間に少しずつ発達してきました。
この文化の発達は使用する道具をもとにして石器時代・青銅器時代・鉄器時代の3つにわけられています。

このうち石器時代は打製石器(石を打ちかいた石に磨きをかけて鋭くした石器)を使っていた新石器時代にわけられています。

ヨーロッパでは旧石器時代と新石器時代の中間に中石器時代を入れて石器時代を3つにわけています。

旧石器時代の人々は大抵、洞穴に住み狩りや魚とりをして暮らしていました。
ところが、新石器時代になると農業や牧畜が始まり、土器や織物もつうられるようになりました。

日本の縄文時代は文化の上では大体新石器時代にあたりますが農業や牧畜が、まだ行われていない点が大きな違いです。

新石器時代がいつ頃から始まったかは場所によってそれぞれ違いますが、およそ一万年ほど前であろうと言われています。