今回は戦後の文化・科学の進歩について、日本の歴史を紹介します。

科学の進歩

戦争中、また戦争が終わってしばらくの間は科省学をはじめ、文化活動ものびのびとはできませんでした。

やがて落ち着きを取り戻すとともに自由な学問の研究がすすみ文学・芸術も新しい考え方に沿って活発に行われるようになりました。

戦争のために力を貸すような学問の研究をやめ自由な研究を守ろうとする動きが出来て日本学術会議が成立しました。

これは、学問を国民生活と行政に映し出される交わりを持っていくことになりました。

湯川秀樹博士のように1949年、日本人としてはじめてノーベル物理学賞を受けたものもありまた、南極観測事業にも加わって国際協力をするなど、日本の科学は世界的地位にまで高められました。

人間や社会についての学問も非常に進みしかも、多数の学者が一つの問題について、それぞれの力をふるって研究し、これを総合するという組織が整うようになりました。

文学・芸術の新しい動き

戦後しばらくふるわなかった文学も谷崎潤一郎・永井荷風といった老大家の活躍につれて新しい人々が続々登場してきました。

言論の自由が認められたことによって現実社会をするどく描いた文学もあらわれ新しい文学の開拓を目指して文学界は活発な動きを見せています。

また、芸術の方面でも同じことが言えます。

演劇では、新劇が流行し歌舞伎にも優れた後継者がでて古い伝統を保っています。

映画では、技術が著しく向上し「羅生門」のように国際的な賞をもらうほど芸術的に優れた作品が、出来るようになりました。

音楽・バレー界では外国の名高い演奏家・舞踊家を次々と招いて戦争前以上に盛んになっています。

輝かしいスポーツ界

スポーツ界も目覚しく活気を帯び国際的にも優れた選手を出しています。
そして、一般人々もスポーツをただ見て楽しむだけでなく自分でもすすんでするようになってきました。

その結果、国民全体の体力・体位はぐんぐん向上しています。

明るい暮らし

景気の立ち直りとともに暮らしのほうも、非常によくなってきました。

まず、科学の成果を日常の暮らしに溶け込ませて家庭の電化がはかられ一般の家庭は明るく衛生的になりました。

そして、テレビの普及は、国民の教養を高め娯楽を豊かにさせています。
衣生活のほうでは、洋服が広く行き渡り最近では、世界の流行をおって目まぐるしいばかりです。

このように、戦後の文化はテレビ・ラジオ・新聞・雑誌などのマスコミュニケーションの発達によってますます複雑化しています。