今回は満州国の成立について、日本の歴史を紹介します。

満州国の成立

満州の占領が終わると今度は満州を中国から切り離して独立させることが計画されました。
1932年(昭和7年)3月1日満州国が関東軍の手によってつくられました。

関東軍は、清の国の最後の皇帝だった溥儀をつれてきて執政(政務をとる役)の位につけました。
溥儀はやがて、満州国の最初のそして最後の皇帝となりました。

しかし満州国は実際は日本の言うとおりに、ならなければなりませんでした。
ですから、満州国の独立は形だけで本当は日本の植民地になったのです。

そして、日本の財閥はどんどん満州に進出して、前より一層大きな利益をあげるようになりました。

国際連盟脱退

日本は満州を従えたばかりでなく満州からさらに、中国本土の北部へも軍隊をだしそうな様子を見せました。

この様子を見た国際連盟はイギリスのリットンを団長とする調査団をつくり満州国と日本を調べさせました。

調査をおえた国際連盟は満州事変は、日本が満州を侵略するために戦争をしかけたこと、満州国の独立は
満州人が独立を望んだからではなく日本が満州を、日本の言うとおりになる、あやつり人形にするためであったことなどを正式に発表しました。

そして、国際連盟は日本が満州からすぐに兵を引き上げ各国が一緒になって満州を管理しようといいました。

しかし、軍部にひきずられていた日本の政府は国際連盟の意見を受け入れませんでした。
そして、1933年(昭和8年) 2月の総会で日本の代表松岡洋右は全世界の意見に反対しました。

そして、3月日本は国際連盟を脱退してしまいました。

たとえ世界の国々から仲間はずれにされても満州・中国へ勢いを伸ばしていこうと日本は決めたのです。