今回は第二次世界大戦について、日本の歴史を紹介します。
第二次世界大戦
この様子を見て、イギリス・フランスなどの国々も軍隊のカを強くして、いざというときの用意をしていました。
1939年(昭和14年)ドイツは、とうとうポーランドに攻め込みました。
イギリスとフランスはポーランドを助けついにヨーロッパで第二次世界大戦がはじまりました。
ドイツの電撃作戦(相手の準備が整わない内に攻撃をしかけるやり方) は上手くいきました。
東はソビエト連邦、西はフランス、イギリスを押しまくり翌年6月には、フランスを降伏させました。
ドイツの勝利は、もう確かなものでした。
ドイツの勝利は、もう確かなもののように見えました。
ドイツのこの勝利は、日本を元気づけました。
そのころ、日本では中国との戦いは長びくしアメリカなどと、いろいろ揉め事がおこりますので中国との戦争を持て余すようになっていました。
そういうところへ、第二次世界大戦がおこりドイツが勝っていったのです。
日本の政治と戦争を動かしている人々は今こそアジア大陸に勢いをふるいアジアから、アメリカやヨーロッパの勢力を追い払うときだと考えました。
日本は、はじめ石油・すず・ゴムなどの資源の豊富な東南アジアに向かって軍隊をすすめようとしました。
そこで当然、この地域にいろいろな権利を持っているアメリカ・イギリス・フランス・オランダがいっしょになって日本に逆らったのは言うまでもありません。
東南アジアへ勢いを伸ばそうとすれば日本は、もはやこれらの国々と戦争をするほか道がありません。
フランスは、ドイツに敗れてカを無くしイギリス・オランダは、ドイツ軍と戦うことに一生懸命でした。
ですから、さしあたっての敵はアメリカだけでした。
日本とアメリカとのあいだに今にも戦争がおこりそうになってきました。